ガソリンスタンドで見たものは


車の免許を取得し、車に乗るのが楽しくてしょうがないとき
ガソリンスタンドでアルバイトをしていました。

本当は美容関係の仕事をしていたのですが
まだまだ給料が少なく、車のローンを支払うのがやっとだったので
なんとかガソリンが安く給油できないものかと、ガソリンスタンドでアルバイトを始めました。

その頃はまだ今のようにセルフではなく、給油、窓ふき、洗車、清掃など
たくさん仕事がありました。
冬の洗車は手がちぎれるほど辛かったのですが、いつでも自分の車を洗うことができました。

ガソリンスタンドにはたくさんのお客さんがきます。
当然、高級な外車に乗ったお客さんもいます。

一度、触るのも緊張する高級外車が給油に来ました。
入店し手間がない私は、給油よりも窓ふきがメインでしたので、窓ふき用のタオルを持って
窓をふこうとすると、「窓は拭かなくて良いよ」とドアの窓越しに言われました。

そのお客さんは、運転席に座ったまま、帯の付いた札束を数えていました。
10代で帯の付いた札束など、生まれて初めて見たので思わず釘づけになりました。

また軽トラックのお客さんが来た時は、私が給油したのですがトラックということにとらわれてしまい、軽油を入れてしまいました。
軽トラックにディーゼルはないので、軽油を抜いて洗浄しガソリンを入れなければいけません。

そのような作業はできるはずもなく、店長や男性の従業員たちに助けてもらいました。
今はセルフのガソリンスタンドがほとんどですが、今でも給油する時はガソリンと軽油を間違わないように気をつけています。

40代前半:女:S

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